長崎県精神医療センター
※ 令和6年4月より組織改正
当院では治療の一環として訪問看護を行っております。家庭や地域のなかで安定した日常生活を過ごすことができるように、以下のような支援をさせていただきます。
訪問看護室の看護師が中心となって訪問いたします。当院の外来看護師、病棟看護師、ソーシャルワーカー等が一緒に訪問することもあります。訪問看護スタッフ2名が、ご自宅にお伺いします。時間は一回あたり30分です。詳しい説明やご質問は外来で承っております。
難治例を中心とした49床(2床は結核病床)の男女混合の閉鎖病棟です。あらゆる角度から包括的に質の高い治療・看護を行っています。レクレーションやスポーツなど患者さん一人ひとりに合わせた作業療法活動をしています。また、患者さんの病気の回復に応じてじっくりと関わっています。精神保健福祉士と協働し患者さんに社会資源の活用の方法などの情報を提供し、院内・外の訪問看護や地域と連携して社会復帰・退院促進に向けて支援します。
急性期の患者さんに、短期入院を目標に医師及びコメディカルと連携し、集中的な治療を行う47床の男女混合の閉鎖病棟です。より細やかな看護ケアの提供と快適なゆとりある治療環境の中で、患者さん個々のペースに合わせた入院生活を送っていただくことができます。ストレス社会の中で疲れてしまった心と体に、栄養と休息を与え、自分らしさを取り戻せるようお手伝いします。
病床数26床(現在26床中、休床9床)の児童思春期病棟です。子どもの疾患やこころの問題に向き合い治療を行います。多職種が専門性を活かし、子どもの体験活動を通して対人交流や社会適応能力の獲得など成長の過程で必要なスキルを身つけるための支援を行います。また「家族の集い」といった家族の悩みにも寄り添いケアする場も用意しております。
病床数17床。心神喪失者等医療観察法により入院処遇となった対象者を専門的に治療する病棟です。全室個室とし、専従の職員を従来にくらべ手厚く配置し、アメニティを充実させ、継続的かつ適切な医療を提供することで、症状の改善に努めます。また、社会復帰へ向けた治療プログラムを行い、精神障害に伴う対象行為と同様の行為の再発防止を図ります。